2011年4月24日日曜日

Oracle DBA11g Bronze復習2

◆制約
主キー制約は、表構造を表示するDESCでは、NOT NULLと表示される(NOT NULLだけを削除することはできない)
◆バックアップ・リカバリ
・バックアップおよびリカバリを自動化するためには、以下の設定が必要です
 フラッシュ・リカバリ領域の作成(位置とサイズの指定)
 ARCHIVELOGモードでの稼動
 アーカイブ・ログの出力先をフラッシュ・リカバリ領域に設定

・フラッシュバック・テーブルの場合 
 ・フラッシュバック・テーブルでは、参照整合性制約を維持したままリカバリします。
  参照整合性制約に違反するリカバリはできません
・親表と子表を1度にフラッシュバック・テーブルをすると参照整合性制約を維持したままリカバリされる
・親表と子表を個別にフラッシュバック・テーブルを行っても参照整合性制約に違反しなければ可能です
・フラッシュバック・ドロップの場合
フラッシュバック・ドロップでは、表はリカバリされますが、参照整合性制約は削除されます。主キー制約は、維持されます 

◆リスナー
・リスナーは、Oracleインストール時に、デフォルトで構成され 、インストール後に、変更することができます
・リスナーの構成は、listener.oraファイルに格納されます
・Enterprise Managerからリスナーの開始又は停止できます 

◆セキュリティ
 ・ユーザの削除
  ユーザーを削除するには、DROP USER文を使用します
構文:DROP USER ユーザー名 [CASCADE];
ユーザーが作成したロールは削除されません
現在接続しているユーザーは削除できません
自分のスキーマ内に所有するオブジェクトがあると削除できません
CASCADE句を指定するとスキーマ内に所有するオブジェクトや表に関連する主キー、参照整合性制約等も削除されます

 ・外部認証
外部認証は、オペレーティング・システムまたはネットワーク・サー ビスによってユーザーを認証する方法
初期化パラメータOS_AUTHENT_PREFIXで、ユーザー名の接頭辞を指定する。デフォルト値は、OPS$である 

 ・ロールのWITH ADMIN OPTION付き付与 
  WITH ADMIN OPTION付きで権限を付与されるとロールの削除、ロールの更新、ロール権限の付与、ロール権限の取り消しが可能になる

 ・システム権限とオブジェクト権限
  システム権限の付与できるユーザ:DBA
  オブジェクト権限の付与できるユーザ:
  オブジェクト所有者、DBA、WITH GRANT OPTION付きで権限付与されたユーザ
◆DBCAのできること
 ・データベースの作成、削除
 ・データベースへのオプションの追加
 ・テンプレート管理
 ・自動ストレージ管理の構成
 *データベースのアップデートはDBUAで行う。
◆メモリ
 ・ラージプール
   ラージ・プールは、システム・グローバル領域(SGA)のオプションのメモリー領域です
ラージ・プールは、以下の目的で使用されます
セッション・メモリー
I/Oスレーブ
バックアップおよびリストア操作
パラレル問合せ
ラージ・プールは、LRU(
Least Recently Used)アルゴリズムを使用しないので、古いメモリーを削除しません (共有プールの他のメモリーは、LRUリストで管理します) 

   自動共有メモリー管理の対象コンポーネントの1つである
初期化パラメータLARGE_POOL_SIZEで指定(バイト単位)
デフォルト値は、0。ALTER SYSTEM文で動的に変更できます

データベース・バッファ・キャッシュ
  データベース・バッファ・キャッシュは、データファイルから読み込んだデータ・ブロックのコピーが保持される領域です。修正済のブロックおよび未修正のブロックが含まれます
データベース・バッファ・キャッシュは、複数のバッファ・プールで構成されます。以下のようなバッファ・プールがデータベース・バッ ァ・キャッシュのサイズに関連します
DB_CACHE_SIZE.,,,,,,,,..デフォルトのデータ・ブロック
DB_KEEP_CACHE_SIZE..,,,.再利用の可能性が高いデータ・ブロック
DB_RECYCLE_CACHE_SIZE...再利用の可能性が低いデータ・ブロック
標準のブロック・サイズは、初期化パラメータDB_BLOCK_SIZEで設定します
標準以外の2K~32Kのブロック・サイズによる表領域を作成できます
LRUアルゴリズムで管理される
DB_BLOCK_SIZEは、動的な変更はできません
DB_CACHE_SIZEは、ALTER SYSTEM文で、動的に変更できます
データベース・バッファ・キャッシュ内の変更された(使用済)バッファをDBWnプロセスがディスクに書き込みます

・実行計画
 SELECT文やDML文を実行する場合には、いくつかの処理をどのような順番で行なうかを決めます。この処理の組合わせを実行計画といいます
実行計画は、再利用できるようにSGAの共有プールに格納します
正確には、SGAの共有プールの共有SQL領域に格納されます
複数ユーザーが使用する同じSQL文を共有プールに格納してメモリーを節約します  


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